松本 勇
まつもと・いさむ
生年月日：1922年4月22日
投打 ：右投げ右打ち
身長/体重：164cm/60kg
ポジション：捕手
出身 ：大阪府
ドラフト：なし
経歴 ：日新商業学校-専修大学-全京城-南海ホークス（1949～1950,1953～1955）
選手概要
捕手。
日新商業学校を経て、専修大学へ進学。ここでは梶岡忠義とバッテリーを組んだ。
大学卒業後は全京城を経て（近畿日鉄にいたとする資料もあり）1949年に26歳で南海へ入団。
1年目の1949年は、代打など途中出場を中心に20試合に出場。打率.370、0本、5打点と好成績を残した。
しかし、2年目の1950年は8試合に出場し、打率.000、0本、1打点と成績が低下。同年限りで選手を辞めている。
翌1951年は社会人野球の南海土建（しかし実質南海の二軍チームだった）の監督を担い、チームを都市対抗準優勝にまで導いた。
翌1952年も南海の二軍養成に携わっていたようだが、翌1953年に選手復帰。コーチ兼任選手として扱われたが、一軍出場はなかった。
翌1954年、1955年も二軍コーチ兼選手として野村克也などを指導したが、選手としての出場はなし。1956年以降については不明。少なくとも選手・コーチ一覧の中に名前はなかった。
なお、1954年、1955年の松本の役割については不明な部分がある。当時の選手名鑑では選手兼任ではない、単なるコーチとするものもあり、また野村克也は1955年の松本を「二軍監督」と呼んでいる。登録上は選手兼任コーチだが、仕事の中身は二軍監督のようなものだったのかもしれない。
