プロ野球歴代選手名鑑

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十川雄二(巨人)

十川 雄二

そがわ・ゆうじ
生年月日:1983年7月1日
投打  :左投げ左打ち
身長/体重:180cm/70kg
ポジション:投手/外野手
出身  :徳島県
ドラフト:2001年5位
経歴  :池田高校-読売ジャイアンツ(2002~2006)
球種  :ストレート、スライダー、カーブ、シンカー

選手概要

外野手へ転向した左腕。

高校時代は2年春県大会で26回連続無失点を記録するなど活躍。3年夏は肘痛に悩まされるなどして、県大会3回戦で敗退した。

2001年のドラフトで巨人から5位指名を受け、入団。140kmのストレートと縦に割れるカーブ、スライダーを投げるという前評判だった。

1年目の2002年は二軍で18試合に登板し、0勝1敗、防御率4.94を記録。

すると2年目の2003年には早くも一軍初登板。6試合を投げ、0勝0敗、防御率4.26を記録した。この年は腕を少し下げてサイドスローにしており、それが功を奏したようだ。ちなみに同年の二軍成績は26試合、3勝3敗、防御率4.47。

しかし、翌2004年途中に外野手へ転向。高校時代から打撃と脚の速さを評価されていたが、早くから一軍でも投げていただけに、驚かされた。

同年の二軍成績は24試合に出場し、4打数0安打。0勝0敗、防御率3.28だった。

翌2005年は二軍で53試合に出場し、打率.253、0本、5打点、2盗塁。打撃成績はいまひとつだが、外野守備の動きを評価する声はあった。

しかし、翌2006年に二軍で66試合、打率.160、0本、1打点、2盗塁という成績に終わると、オフに戦力外に。

引退後は出版社に勤めたが退職。その後はボーイズリーグのコーチに就任し、少年野球の指導にあたっている。

余談だが「雄二」の「雄」の文字は水野雄仁から取られた。その水野と同じ池田高校、巨人に進んだのは運命か。

カーブとスライダーの他にシンカーも投げた。

 

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