岡田 耕司
おかだ・こうじ
生年月日：1966年11月4日
投打 ：右投げ右打ち
身長/体重：183cm/77kg
ポジション：捕手/内野手/外野手
出身 ：大阪府
ドラフト：1984年ドラフト外
経歴 ：上宮高校-近鉄バファローズ（1985～1990）-中日ドラゴンズ（1991～1993）
※一軍出場なし
選手概要
1984年に上宮高校から近鉄へドラフト外で入団。
高校通算打率.343、26本塁打、遠投120メートルの強肩という評判で、外野手として期待された。
1年目となる1985年は二軍で21試合に出場し、打率.137、1本、4打点という成績。ホームランこそ放ったが、打撃に課題を残した。
2年目となる1986年は二軍で35試合、打率.218、1本、3打点を記録。
3年目となる1987年は二軍で10試合の出場に留まり、打率.000、0本、1打点と1安打も放てず。
また、この辺りから捕手に転向し始めたようで、翌1988年は捕手登録となっている。さらに同年から練習生にもなっており、二軍でも出場数が0だった。
ところが翌1989年は再び内野手になり、二軍で一塁手として7試合、三塁手として17試合に出場。その他の出番も含め、シーズンで32試合に出場し、打率.265、3本、12打点を記録した。
打撃成績が伸び、練習生から選手に復帰も出来た翌1990年だったが、二軍で25試合に出場し、打率.174、3本、11打点と不調に。この年のオフ、小川宗直とトレードで中日へ移籍した。
新天地で迎えた翌1991年は捕手登録されており、再びマスクを被るという話が出ていたが、結局は二軍で三塁手として28試合、外野手として4試合守り、捕手としての出場はなかった。また、打撃成績は60試合、打率.238、2本、19打点というもの。
翌1992年は二軍で持ち前のパワーが花開き、62試合で打率.232、10本、32打点を記録。いよいよ能力が覚醒したかと思われた。
しかし、翌1993年は30試合に出場し、打率.188、0本、2打点と低調な結果に。この成績から戦力外となったか、同年に中日を退団した。
中日時代に二軍通算7盗塁、3三塁打、1991年7月20日にはランニングホームランまで記録している辺り、パワーと強肩以外に脚の速さも持っていた選手に見える。
余談だが、プロ初任給を両親にそのままプレゼントする親孝行な選手でもあった。
