プロ野球歴代選手名鑑

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根本朋久(ロッテ/日本ハム)

根本 朋久

ねもと・ともひさ
生年月日:1986年3月21日
投打  :左投げ左打ち
身長/体重:178cm/76kg
ポジション:投手
出身  :福島県
ドラフト:2007年大社3位
経歴  :帝京安積高-横浜商科大-千葉ロッテマリーンズ(2008~2010)-北海道日本ハムファイターズ(2011~2014)
球種  : ストレート、スライダー、チェンジアップ

選手概要

左のリリーフ投手。

横浜商科大時代は新垣勇人と共に左右の両輪として活躍。2007年に大社3位で指名され、ロッテへ入団した。

出どころがわかりにくい独特なスリークォーターから投げる速球派リリーフで、スライダーとチェンジアップを投げるタイプ。ロッテは前年に藤田宗一が退団したこともあり、即戦力として期待されていた。

ロッテ時代

しかし、1年目の2008年は25試合に投げて防御率6.75と活躍を見せられず。与四球10、3暴投があったように、制球面に課題を残したことがその原因だった。

2年目の2009年は4試合の登板に終わり、二軍でも36試合で防御率4.21といまひとつの結果に。3年目の2010年は10試合投げて防御率1.84と良かったが、オフに山本一徳、高口隆行とのトレードで日本ハムへ移籍した。

日本ハム時代

しかし、翌2011年は一軍で4試合の登板に終わり、二軍でも32試合に投げて防御率4.61と目立たない結果だった。

思い切りよくストレートを投げると荒れてしまい、制球を意識するとストレートに威力がなくなる……そんなジレンマに陥っているようにも見えた。

2012年は防御率0.00とよかったが、12回1/3を投げて被安打8、与四球4とランナーを出してしまっていた点が嫌われたか、7試合の登板に終わる。

翌2013年が6試合の登板。2014年が登板なく、二軍で24試合、防御率3.46の成績に終わると、オフに戦力外となった。

ルーキー時代は左打者と相性がよくなかったが、晩年は左打者を得意としていた。左殺しとして起用すれば面白いのではないかとも思ったが。

 

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