プロ野球歴代選手名鑑

歴代のプロ野球選手を紹介するブログです

相木崇(オリックス/阪神)

相木 崇

あいき・たかし
生年月日:1978年5月16日
投打  :右投げ右打ち
身長/体重:184cm/73kg
ポジション:投手
出身  :熊本県
ドラフト:2000年4位
経歴  :熊本市立商-福岡大学-オリックス・ブルーウェーブ(2001~2004)-オリックス・バファローズ(2005)-阪神タイガース(2006~2007)
球種  :ストレート、カーブ、スライダー、シンカー、チェンジアップ

選手概要

ダイナミックに投げるサイドスロー右腕。

福岡大学時代は、中央ではあまり名が知られなかったが、九州六大学MVPを獲得するなど活躍。この実績から2000年にオリックスから4位指名を受けて入団した。

1年目の2001年は、二軍で23試合、85回2/3を投げて3勝9敗、防御率4.10と負け越すも、9月にウエスタン月間MVPを獲得するなど活躍。一軍での登板はなかったが、翌年以降に期待を持たせた。

すると2年目の2002年。7月28日のプロ2試合目の登板で完封勝利。さらに次の登板でも完封勝利を挙げ、話題を呼んだ。

ストレートの球速こそ130km台だが、カーブ、スライダー、シンカー、チェンジアップと、多彩な変化球を投げて緩急の差で打ち取るタイプ。しかし、この2勝目以降は勝ち星を挙げられず。

さらに、翌2003年は9試合を投げて防御率10.99と滅多打ちをくらい、いいところを見せられなかった。

翌2004年は37試合と登板を増やし、先発、中継ぎ両方で投げたが、防御率5.36といまひとつ。さらに翌2005年は12試合の登板に終わり、オフに前川勝彦とのトレードで阪神へと移籍した。

すると2006年は春先に13試合に登板し、防御率0.71と好投。これでチャンスが増えるかと思われたが、その後二軍落ちしてしまった。

さらに、2007年は4試合のみの登板で防御率6.00と活躍できず、オフに戦力外となった。

退団後は松下電器へ入社。社会人野球に活躍の場を移した。

 

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