プロ野球歴代選手名鑑

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寺島成輝(ヤクルト)

寺島 成輝

てらしま・なるき
生年月日:1998年7月30日
投打  :左投げ左打ち
身長/体重:183cm/90kg
ポジション:投手
出身  :大阪府
ドラフト:2016年1位
経歴  :履正社-東京ヤクルトスワローズ(2017~2022)
持ち球 :ストレート、カットボール、チェンジアップ、たまにカーブ、スライダー

選手概要

期待が大きかった若手左腕。

高校時代は1年生からベンチ入りし、3年夏には甲子園出場。U-18日本代表に選ばれるなどの活躍を見せた。

2016年にドラフト1位指名を受け、ヤクルトへ入団。将来のエースとして期待された。

しかし、1年目のキャンプでいきなり内転筋を痛めて離脱。それでも二軍で6試合投げて防御率2.37と好投を見せると、9月に一軍初登板を果たした。

結果こそ3回5失点と結果を残せなかったが、高卒1年目と考えると、結果は十分残せた。

2年目となる2018年は、二軍で20試合に投げて7勝5敗、防御率3.40と結果を残したが、一軍では1試合のみ。

3年目の2019年は二軍で、主にリリーフとして24試合に投げて防御率4.57といまひとつで、一軍でも3試合、4回を投げて被安打9、与四球2とランナーを出し続けていた。

飛躍したい2020年だったが、ついに活躍を見せられた。リリーフで30試合に投げて防御率2.48と、ビハインドメインではあるものの結果を残した。

見た限りではチェンジアップが効いており、この球で空振りを奪っていた。さらに、秋頃に活躍したため、来期に期待を持たせることができた。

しかし、翌2021年は1試合、2022年は登板なしに終わり、同年オフに戦力外に。

トライアウトを受けたが、獲得球団はなく、11月17日に引退を表明した。

2020年の活躍を翌年以降見せられなかった点が残念。高校時代の活躍から、期待は大きかったが。

 

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