プロ野球歴代選手名鑑

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曽我部直樹(阪神/ロッテ)

曽我部 直樹

そがべ・なおき
生年月日:1972年3月20日
投打  :右投げ右打ち
身長/体重:182cm/72kg
ポジション:外野手
出身  :岐阜県
ドラフト:1995年4位
経歴  : 大垣日大高校-名古屋学院大学-サンジルシ醸造-阪神タイガース(1996~2003)-千葉ロッテマリーンズ(2004~2005)

選手概要

社会人時代から俊足と強肩で知られ「肩でゼニが取れる」と言われた外野手。大学時代に社会人のセレクションに落ちて野球をあきらめかけたが、高校時代の知人の紹介でサンジルシ醸造へ入団した。

1995年の社会人伊勢大会では3試合連続本塁打を放つなど活躍を見せ、同年にドラフト4位で阪神から指名を受けて入団。

1年目となる1996年は怪我で出遅れ、二軍で37試合、打率.192、1本、2打点と結果を残せなかったが、2年目は二軍で91試合、打率.262、3本、21打点と打撃が向上。ウエスタンリーグ12位となる打撃成績を残した。

しかし、3年目となる1998年は打撃不振に陥り、二軍で91試合に出場し、打率.155、5本、27打点という成績。

それでも4年目の1999年4月に一軍初出場。4試合で2打席0安打と結果を残すことはできなかったが、二軍では88試合、打率.268、11本、40打点と長打力を見せつけた。

5年目の2000年には二軍で打率.248、13本、44打点の成績を残し、ウエスタンリーグ本塁打王に輝くも、一軍では4試合に出場したのみ。

翌2001年も二軍で打率.265、13本、48打点の成績で2年連続となる本塁打王に輝いたが、一軍でのチャンスを貰えなかった。

翌2002年に一軍で10試合に出場したが、9月の試合中にアキレス腱を断裂する大怪我。これが重い怪我だったか、翌2003年は1試合の出場に留まり、オフに戦力外となった。

ロッテへテスト入団したが、2004年は2試合のみの出場、2005年は一軍出場がなく、再びオフに戦力外となった。同年は二軍で49試合に出場し、打率.288、8本、16打点の成績を残していただけに、最後まで一軍でのチャンスが与えられなかったことが残念。

退団後はロッテの用具係を経て、2011年にオリックスの監督付に就任。これは阪神時代に二軍で世話になった岡田彰布の誘いだったという。岡田退団後の2013年からはオリックスのスコアラーを務めている。

ちなみにYouTubeに曽我部が送球する動画がアップされており、これが「伝説の強肩」として400万回以上再生されている。

 

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【1995年 阪神ドラフト指名選手】
1位:舩木聖士 2位:中ノ瀬幸泰 3位:林純次 4位:曽我部直樹