ファイフ
Stephen Fife
生年月日:1986年10月4日
投打 :右投げ右打ち
身長/体重:191cm/102kg
ポジション:投手
出身 :アメリカ
ドラフト:なし
経歴 :ユタ大学-ドジャース-埼玉西武ライオンズ(2017)
持ち球 :ストレート、カットボール、カーブ、スライダー、チェンジアップ
概要
メジャーでは2012年から2014年までドジャースでプレーし、合計18試合に登板した。日本では先発投手不足に苦しむ西武が2017年6月17日に獲得し、20日に公示された。
150キロを超えるストレートに、カットボール、カーブ、スライダー、チェンジアップを投げて打たせて取るタイプと、入団会見で本人は発表。渡辺久信SDも「大崩れしないタイプ」と期待を寄せた。
しかし、初登板となった7月6日の日本ハム戦では、いきなり3回1/3を投げて4失点(自責点は3)。被安打6、与四球4と崩れた。
前評判ほどストレートが速くなく、「打たせて取る」というよりも「打たれて取る」投手で、制球も悪い。おまけに三振も少ないため、ピンチの場面を脱しきれないピッチングだった。
次の7月12日に行われたロッテ戦では5回2失点と試合を作ったが、被安打6、与四球2と不安定さは変わらず。その後も3試合に登板したが、5回を投げるのがやっとという有様だった。
一番の弱点は制球難で、無駄な球が多い。そのため5回で100球ほどのペースで投げることになり、先発としては使いづらさが残った。
8月20日の日本ハム戦で4回4失点と打たれたあと、二軍へ降格。二軍では10試合で5勝2敗、防御率1.21と好成績を残し、52回で与四球9と無駄な走者を出さなかったが、オフに自由契約となった。最終的な一軍成績は、5登板で1勝1敗、21回を投げて被安打32、与四球13、防御率6.86。
191cm、102kgの体格から繰り出される球は迫力がありそうだが、簡単に打ち返されていた。途中加入も救世主とはならず。