プロ野球歴代選手名鑑

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岸敬祐(巨人/ロッテ)

岸 敬祐

きし・けいすけ
生年月日:1987年1月16日
投打  :左投げ左打ち
身長/体重:178cm/73kg
ポジション:投手
出身  :兵庫県
ドラフト:2010年ドラフト育成2位
経歴  :関西学院高校-関西学院大学-大阪ゴールドビリケーンズ-愛媛マンダリンパイレーツ-読売ジャイアンツ(2011〜2013)-千葉ロッテマリーンズ(2014)
持ち球 :ストレート(130km台後半)、シュート、スライダー、カーブ、フォーク、チェンジアップ、スクリュー

※一軍出場なし

選手概要

関西学院大では荻野貴司、宮西尚生の1学年後輩。卒業後に関西独立リーグの大阪ゴールドビリケーンズへ入団した。

ビリケーンズではエース左腕として投げ続けたが、翌2010年は四国アイランドリーグの愛媛マンダリンパイレーツへと移籍。6勝9敗と負け越したものの、 オフに行われたドラフト会議で読売ジャイアンツから育成2位指名を受けてプロへ入ることになった。

この時はしなやかなサウスポーという評判で、スライダー、カーブ、フォークを投げ分けると言われていた。

巨人時代

プロ1年目は二軍で20試合、16回を投げて防御率2.25という好成績も、支配下登録はならず。被安打18、与四球5と走者を出していた点の印象が悪かったか。

2年目となる2012年はリリーフから先発へと転身。二軍で23試合、91回2/3を投げて8勝5敗、防御率2.36(最優秀防御率)と、堂々たる成績を残した。この活躍から同年7月30日に念願の支配下へ昇格もしている。

この勢いで花開きたかった2013年だが、故障があり一軍でも二軍でも登板なし。オフに戦力外通告を受けた。前年に二軍とは言え最優秀防御率に輝いた投手を戦力外にするとは意外だったが、よほど怪我が重かったのか。

実績があり左腕ということで需要があったか、トライアウトと入団テストを経てロッテへ入団。育成枠ではあったが、プロで野球を続けることが出来た。

ロッテ時代

しかし、翌2014年は二軍で20試合、39回を投げて防御率5.31といまひとつの成績で、オフに再び戦力外となった。

ストレートの速さは130km後半くらいと速いわけではないが、シュート、スライダー、カーブ、フォーク、チェンジアップ、スクリューと様々な球種を操るタイプの投手。だが、故障が痛かったか活躍出来なかったことは残念。しなやかな腕の振りもあり、好投手だと思ったが。

ロッテ退団後は社会人の三菱重工長崎へ入団。その後もロッテの打撃投手兼スコアラー、巨人のスカウトなど、野球に関わり続けている。

 

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